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— 理念 —

ボーイスカウトの活動は、キャンプやハイキングなどの野外活動を中心にしています。仲間たちと共に大自然の中で、楽しく遊びながら多くのことを体験し、その過程で、自立心、協調性、リーダーシップ、責任感など、子供たちが社会に出たときに必要な基礎能力を身につけていきます。

ボーイスカウトは年齢別に5つの隊に分かれ、各隊の活動は縦割りの班別で行い、各班は数人で構成され、子供たち同士でのコミュニケーションを重視し、指導者は規律を重んじながら、子供たちに自主性を育ませます。
また、活動では他の子供と比べることなく、子供一人一人がどれだけ努力したか、という基準で評価し、表彰をしています。この絶対評価のシステムは個性ややる気を育てる、ボーイスカウトの大きな特徴です。

各隊の指導者は弊団スカウト出身と子育て経験者の20代〜70代までの幅広い年齢層で構成され、いずれもボランティアで活動を行っています。

野外活動を行なう上で、常に留意しなければいけないことは、危険から身を守り事故を防ぐことです。そのために、危険を予知し事故が発生したときに対処できる能力や、ルールを遵守することなどを学んでいきます。

ボーイスカウトは、各自が様々な能力を身につけるために規律を守り、自らの責任を自覚し、個性を尊重していくことの大切さを養っていく訓練の場でもあります。

★ファミリーでの参加を歓迎しています。日ごろ子供のことはお母さん任せのお父さん。ぜひ一度、お子さんとご一緒に世田谷第9団に体験入隊してみませんか。親子で楽しめる休日になるはずです。そしてきっとお子さんと共通の話題ができるはずです。

— 世田谷第9団 委員長・隊長コメント —

ボーイスカウト世田谷第9団は、カトリック赤堤教会を母体として活動を行っております。ビーバースカウト(小学1年生〜2年生)、カブスカウト(小学3年生〜5年生)、ボーイスカウト(小学6年生〜中学3年生)、ベンチャースカウト(高校1年生〜3年生)、ローバースカウト(18歳〜25歳)と、各隊でプログラムを実践しております。
ボーイスカウト活動には進級進歩という制度があります。この進級進歩とは、野外でのキャンプ、ハイキング、サイクリング、救急法、料理、地図読み、ゲームなどといった活動を通して子供たちの自発性を促し心身ともに成長させることを目的としています。そして各自で目標を設け、その進み具合の道標としてさまざまな章が存在し、それらをクリアするとバッジがもらえ、制服に記章としてつけることができます。なかなかうまくいかず失敗することもあり、すぐに取得できるものではないのですが、取得できると自信がつき、そこで自発性が養われ、次に向かっていこうという探究心も芽生えてきます。
これを繰り返していくうちに「人間力」が備わっていき、良き社会人になっていくと考えております。また違う学校や年齢の子供たちと同じ組や班で活動をするため、学校のクラスや部活動とはまた違った仲間達と巡り合えます。
見学や体験は随時行っておりますので、お気軽にご連絡下さい。よろしくお願いいたします。

団委員長 松野 睦


「ボーイスカウトって、キャンプやるんだよね?」
今までの人生で、一体何度この言葉を耳にしたかはわかりません。
間違っていません、楽しくて厳しいキャンプやります!
しかし、何故キャンプをやるのか。
キャンプは目的では有りません、手段です。
何に対しての手段か、それは社会に貢献ができて、社会に必要とされる人間になる為に、キャンプや野外活動等を行いながら、色々な能力を養っていく為の手段です。
少年野球やサッカーでも、その競技についての技能のみならず、人間性についても向上ができると思います。ボーイスカウトの場合、この点について似ており、大人がバックアップする事で、野球やサッカー以上に多方面な分野に挑戦が出来る運動といえます。
自分の得意、不得意、好みの分野などの分析にも役立つかと思います。
それが故に、「ボーイスカウトってキャンプやるんだよね?」が表すように、具体的に何をしているかは良くわからないが、キャンプはしているイメージ。
というのが一つの構図として存在しているかと思います。
「百聞は一見に如かず」
体験入隊のシステムをご用意しております。
宜しければ一度遊びにいらして、実際にご覧下さい。随時、見学はお迎え致します。
小学校低学年の子ども達で形成されるビーバー隊は、「遊び」を通して人間性を育んでいく部門となります。色々とスカウトが楽しめるプログラムを用意しておりますので、是非ともご検討いただけますと幸いです。
では、体験入隊やお問い合わせをお待ちいたしております。

ビーバースカウト隊隊長 天野暢

世田谷第9団は2014年に発団60周年を迎えることができました。その長い歴史の中で、私は2015年の4月からカブスカウト隊の隊長を務めることになりました。それまでは副長として約8年、カブスカウト隊でスカウト達と一緒に活動をしてきましたが、私自身この第9団で5歳の頃からスカウトとして活動してきました。カブ年代では組(デン)の仲間や指導者(リーダー)達と一緒に活動し、その後ボーイやベンチャー年代を経験し、現在指導者として活動している私は、自分の知っているカブ年代の特長をもっとうまく利用した活動が出来ないか、常日頃考えています。
カブスカウト達の年代は、大人に隠れてコソコソいたずらなどを考えたり、いろいろなことに挑戦しようとする好奇心旺盛な年代であります。そんな特長を利用して、楽しみながら学べる方法や、競いながらそれぞれの能力を高められる方法を活動に取り入れておりますが、それだけでなく、競い合いながらも助け合いの精神を学び、遊びながらもボーイスカウトらしい学びや訓練の要素も取り入れ、本格的なボーイスカウト活動の「いろは」を教えるボーイスカウト隊へうまく上進出来るような活動を行っていきたいと思っております。

カブスカウト隊隊長 阿部直人

私は2018年4月からボーイ隊の隊長に就任しました。私は小学校1年生から当団のビーバー隊から入隊して以来ずっと当団に所属しています。
私はスカウトの頃、体が小さく体力もある方ではありませんでしたが、このボーイスカウト運動という素晴らしい団体のおかげで体力はつき、一般の方では出来ない技能を沢山学びました。私の担当するボーイスカウト隊は、小学校6年生から中学3年生年代の隊です。成長期真っ只中の子供を請け負っている為、難しい場面に出くわす事もありますが、この年代は心身ともに大きく成長する年代でもあります。この特長を利用して積極的に難しい事への挑戦や技能を研磨させ、スカウト同士の協調性も身につけさせ、将来良き社会人になってくれるスカウトを育成したいと思っています。

ボーイスカウト隊隊長 根岸 航

ベンチャースカウト隊は高校3年間が活動期間です。この年代の特徴として行動範囲や興味の幅が大きく広がるとともに、責任が重くなり、危険も大きくなる時期であります。また自分と対峙し、自分の可能性や将来を模索する大変重要な時期でもあるのではないでしょうか。
スカウト活動においても同様です。ベンチャースカウト隊では自分達でプログラムを計画し実行することで、ボーイスカウト隊より、よりダイナミックな活動となっていきます。
当団ベンチャースカウト隊では、「八ヶ岳山行(雪の残る八ヶ岳に登ります)」「夏キャンプ(スカウトとの会議で詳細を決めています)」「50kmオーバーナイトハイク(他団ベンチャースカウト隊と合同で夜間に50kmを歩きます)」を隊プログラムの軸として行っています。
各プログラムは、スカウト1名が主軸となって計画を進め、他のスカウトはサポートとなり隊全体で運営していきます。そのため、同じプログラムでもその時のチーフの個性で趣の違うものになります。指導者は、スカウトの相談役、促進者としてプログラム全体が安全に円滑に行われるように指導します。
また、隊プログラムと並行してスカウト1人1人に目標を立ててもらい達成までの具体的な取り組みを計画してもらいます。目標はボーイスカウト活動の枠組みの中で設定していますが、部活動や趣味と関連させその造詣を深めるといった、各スカウトの個性が強く発揮されるものになります。これは年単位の取り組みになるので、指導者はスカウトと密に話し合いながら進めています。
このように、世田谷第9団ベンチャースカウト隊は隊活動と個人目標を両軸にしてスカウト主体の活動をしています。スカウト達には自分で立てた計画を試行錯誤しながら進めることで、挑戦し最後までやり抜く姿勢と達成することで得られる自信、そして一緒に活動する仲間の大切さを感じて欲しいと思います。指導者は、ベンチャースカウト隊での活動を通してスカウトが1つでも自分にはこれができたと体感し、自信を持って次の一歩を踏み出してくれるように支援していきます。

ベンチャースカウト隊隊長 関田和敏

ローバー隊は、18歳から25歳以下の青年を対象にしています。
活動の目標は、
1. 明確な信仰を持ち、所属する宗派の行事に進んで参加する。
2. 高度の野外活動により、心身を鍛錬し、スカウト技能を磨き奉仕能力を向上させる。
3. 自ら課題を設定し、自己の生活をさらに開発する。
4. ボーイ隊、カブ隊などの他部門の訓練指導に協力し、奉仕する。
5. 地域社会への認識を深め、地域の向上に貢献する。
6. 国際社会の一員として、相互理解に務める。
以上の目標に向かい、より良い社会人育成のため、努力してまいります。

ローバースカウト隊隊長 麻生浩文